そんなに詳しくないバンクーバー国際空港到着後の手続き(コロナ対応含む)

紆余曲折ありながらもようやくターミナルの中にたどり着いた。

ひとまず人の流れに身をまかせ、ただひたすら歩く。

到着が遅れたあげく、ものすごく遠いスポットだった

さて、ここからが第一関門、入国審査である。

私は移住者ではないので、「NONRESIDENTS(非移住者)」「VISITORS(観光客)」の列に進む。(だいたい誘導される)

①キオスク端末(自動チェックイン機)にて下記項目を順番に手続きする必要がある。

・顔写真の撮影(マスクしていたらマスク外せと機械に言われる。ハイテクゥ〜)

・パスポートの顔写真のページのスキャン

・税関の申告に関する質問に回答

※ちなみに言語を選べて、日本語でももちろん対応している。しかも綺麗な日本語で書かれているのでわかりやすい。

上記手続きが終わったら、キオスク端末からレシートが出てくる。次はそのレシートを持って入国審査だ。

②入国審査はパスポートとレシートを渡して簡単な質問に答える必要がある。

・カナダに来た目的は?
・滞在期間は?
・滞在場所は?

などが割とよく聞かれる質問らしいのだが、私は目的しか聞かれなかった。(聞き取れていない方が正しい)

手続きが完了したら、この後の流れを教えてくれる。しかし、容赦ないスピードの英語を流れ作業感がすごい顔で言われので、緊張感と聞き返せない感が強すぎて”Thank you”と言ってしまった。「わからないことがあったら聞きなさい、その場で聞かないと後悔するよ」と昔から言われ続けてきた。誰だって言われてきたはずだ。大人になって「すぐに聞くこと」がいかに大事か理解している、つもりだった。愚かな私はそのまま次のステップに向かう。

③手荷物を受け取ったら「移民局(Immigration)」へ向かい正規のビザを発給してもらう。

ちなみに②にで愚かな行為を犯してしまった私は、”Immigration”の意味を「移民する人だけがいくブース」だと思い込み、荷物を取った後すぐに出口へ向かった。すると、出口にいた全く笑わないお姉さんとイケメンヤング兄さんが私をせき止めた。「書類を見せなさい」的なことを言われたと思う。紙の学生ビザ許可書を見せると見事にUターンさせられた。「移民局に行きなさい、場所はわかる?」的な質問を問いかけるイケメン兄さん。移民局の場所は知っているのに質問の意味がわからず「I don’t know.」と答える”Garbage私”。イケメン兄さんはため息混じりに移民局の場所を教えてくれた。言葉も出さずジェスチャーだけで。

少し傷心しながらもなんとか移民局にたどり着いた。荷物を仮置き場に置き、列に並ぶ。

なんと異常なほど混んでいた。2列に長く並んだイスを順番にずれていく。ひとマスしか進めない人生ゲームのようで、この調子だと私が結婚するまでにみんなはゴールしてしまいそうだ。

カウンターは3つありそれぞれ対応していたが、徐々にカウンターの人が少なくなっていく。なぜこんなに並んでいるのに人を減らすのだ。ランチタイムなのか知らないがもう少し寄り添ってくれてもいいんじゃないのか。

グダグダ約2時間ほど待っただろうか、ようやく次の番でカウンターにいけるというところで謎の中国人が私を訪ねてきた。「とんでもなく長い時間並んでいるから悪いけど先にカウンターに行かせてくれ」と自己中甚だしい問いかけだ。おそらく時間が迫っていたのもあるだろう、”Kind私”は「私はいいけど他の人にも聞きなさいよ」と伝えたところ、諦めて後ろの人に聞いていた。こっちだってオシッコ我慢して並んでんだよ、頑張って並べよ!

ところでカウンターでは以下のものが必要である。

・パスポート

・就学許可通知書

・入学許可書

カウンターでは私は以下の質問をされた。

・どこからきたのか

・なぜカナダに来たのか

なかなかの塩対応だったが少し待機した後、すぐに学生ビザを発給してくれた。第一関門突破だ。

詳しくはこちらを参考に

ここから第二関門、PCR検査である。

④出口に進むと①で発行されたレシートを回収され、進む方向を振り分けられる。

出口の扉を出ると、防護服の案内人がPCR検査の受付カウンターへ誘導してくれる。このカウンターではFlyClearの提示が必要である。登録したメールにIDが届いているはずなのでそれを提示しよう。2回ワクチンを接種したか等の質問をされるが手続きはすぐに終わる。ちなみに、FlyClearの事前登録がなくてもこのカウンターで詳細内容を伝えれば問題なさそう。(登録済みか否かを必ず聞かれる)ただし、FlyClearを登録している方がしていない方と比べて早かったと思うが、基本は事前登録をすると思っていた方がいい。

⑤いよいよ最後、PCR検査である。

PCR検査場は④のカウンターから少し離れた場所まで誘導される。おそらくロビーだと思うが、検査場を設置しているためよくわからなかった。ちなみに渡航前はワクチン接種済みでもランダムでPCR検査が行われると伝えられていたが、ほとんどの渡航者がPCR検査場に誘導されていたように感じた。(2021年12月現在は入国者全員がPCR検査を受けなければいけないそう)

続いて検査ブースに誘導される。

鼻の奥の粘膜を取られるタイプの検査だった。

検査のお姉さんは「鼻だけマスクから出して、口はマスクで覆ってね」というニュアンスのことを言っていたのだろうが私はマスクを全て外した。「違う違う、そうじゃそうじゃない」とお姉さんはマスクを戻すジェスチャーを私にしてくるので私はマスクを鼻まで覆った。

「違う違う、そうじゃそうじゃない」とお姉さん。

またもやマスクを全て外す私。

なんと鈴木雅之もびっくり、”違う違う、そうじゃそうじゃない”を3回もしてしまった。お姉さんごめんなさい。


若いなこの頃

検査が終わると以下の説明をされる。

・検査結果はメールで届くからね(FlyClear-no-reply@lifelabs.comというところからメールが届く)

・結果を待つ間は自由に動いていいよ(ワクチン接種済みなので)

・ここで待機する必要はないよ、どうぞ進んで

また、空港でもらった検査キットを使い8日目にPCR検査を自身で行わないといけないが、ワクチン接種済みの人は不要である。(そもそも検査キットをもらわなかった)

検査結果は翌日の午前中に届き、無事陰性だった。

PCR検査部分を参照

※ちなみに入国手続き編でも記載したが、ArriveCANのQRコードを見せるタイミングは1度もなかった。なぜかはわからないが、提示を求められた時のためにQRコードはすぐに出せるようにしておいた方が良い。

飛行機を降りてターミナルに入ってから、なんと3時間もかかったがようやくロビーの集合場所にたどり着いた。

ようやく空港から出ることができる。

次はいよいよホームステイ先へ向かう。

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