待ちに待った語学留学
「いよいよですね、準備は整いましたか?」
出国の数日前に担当の壇蜜風おねぇさんからメールが届きようやく実感が湧いてきた。
壇蜜風おねぇさんと書いたが、もちろん一度も誘われたことはない。少し艶っぽい雰囲気とは対照的にものすごくはっきり言ってくるタイプの大人女性で、オンライン面談時のイスにレオパード(ヒョウ柄)の膝掛けがずっとかかっており、その性格が伺えた。
誠に勝手な思い込みだが、親身に相談に乗ってくれて心から壇蜜に感謝している。
さぁいよいよ出発だ。
新型コロナウィルスの影響により渡航できなくなり早1年半。
僕のせいでも誰のせいでもないのに「海外行く行く詐欺」と言われ続け、早1年半。
なんだったら、夢を抱き前会社を退職してから2年も経ってしまった。
普通ならこの2年の間に諦めて日本で再就職するか・・・というところだが、しぶとく意固地なのがこの私なのだ。もちろん2つ歳を重ねてしまい、食が細くなりなぜか軟便が続くというよくわからない現象は続いているが、まぁこれも大人になったということだろう。(特段、病院で病気とは言われていない)
もともと29歳で会社を辞め30歳でオーストラリアへ行き、ワーキングホリデービザで30代最初の年を謳歌する予定だった。(ギリギリのワーキングホリデー、いわゆるギリホリというやつだ)
それが今や32歳。「まだまだ若いよ、これからこれから!」などと応援してもらえるが、卑屈な考え方で言うと年上から見た32歳が若いだけであって、20代から見た32歳はきっちり「おじさん」カテゴリーだろう。“若いがピチピチの若さではない、青年なのかおじさんなのかわからない生命体”というアンニュイなポジションなのである。
そんな「アンニュイ私」がお届けする日々の生活を見ていただき、苦労と挫折、成長を共に体験したような感覚を味わってもらえたらと思う。ごく稀に役に立つ情報を発信するかもしれないが、真実かどうかぜひ疑った目でみていただきたい。なんせ投稿者はアンニュイなのだから。
ひとまず今回は手短にこのあたりで。
到着して3日目、時差ボケつれぇなぁ〜
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